スタッフブログ|大阪相続相談プラザ

2013/05/20

成年後見制度について~ vol 4

 

こんにちは、行政書士の佐野哲也です。
今回は成年後見に関する一例をお伝えします。
(※プライバシー保護の為、詳細は事実と異なります。)
 
依頼者の叔母が脳梗塞と認知症で病院に入院しているのですが、隣人が財産を管理していて通帳などを返してくれない、とのこと。
すぐに書類を集めて親族からの成年後見を申立てしました。調査したところ、自宅はすでにその隣人に売却されていました。自分が死んだら隣人に全ての財産を渡すという遺言書も書いていたようです。
 かなり前から認知症であったのに、はたして本人は自分で遺言書が書けたのでしょうか?自宅を売却するという重大なことを本人は理解して行ったのでしょうか?
不動産の登記簿を調べましたら、隣人はその不動産を得た後すぐに、それを担保にお金を借りていました。
弁護士が後見人に選任された後まもなく本人が死亡しました。本人が亡くなったことによって、全ての追及は打ち切りとなりました・・・。
 隣人はしっかりと面倒を見てくれていたのでしょうか?本人は都合よく財産を取られてしまったのでしょうか?事実は闇の中です。
 
この案件で私が思ったことは、地域の住民同士の交流も重要であるということが
一点、そしてもう一点は、もっと早い段階で成年後見制度を利用していたら、こんなに釈然としない結果にはならなかったのではないかということです。
 
※ 成年後見の申立ては、行政書士ではなく司法書士が書類作成を行います。
 

成年後見人制度、遺産整理、相続、遺言その他お気軽にお問合せください。

2013/05/10

休眠担保の抹消

  相続登記の依頼を受けて、登記簿を確認すると、たまに古い担保が残っていることがあります。 

今回も古い金融機関の担保がついており、依頼者に確認すると、「そんなものは聞いたことがない。」との返答です。おそらく、すでに完済しているけれども抹消登記をしていなかったというケースです。
 
休眠担保の抹消方法には、色々ありますが、今回のケースは存続金融機関が存在するため、その銀行へ電話すると、対応して頂けるとのことで、無事に抹消登記が完了しました。もし、対応してもらえない場合は、裁判をしないといけないためよかったです。
 
なお、存続金融機関が無い(解散している)場合や、担保権者が個人の場合は、手続きが更に複雑になります。
ご自身で相続登記される場合も、登記簿謄本の乙区欄(担保などの記載がある欄)もご確認されることをおすすめします。
 
もし、古い担保があった場合は、当事務所までご相談下さい。
 
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